3月10日(日)公園づくり計画のお披露目会を開催

【コドモたちとつくる公園プロジェクト】かんがえる篇お披露目会

開催日時 2019.3/10(日)2019.4/3(水)
AZAMINO GARDENS

公園をつくるという、唯一の体験

「100 本のスプーン あざみ野ガーデンズ」では、2018年 11月よりコドモたちと一緒にお店の隣に公園をつくるプロジェクトをスタートしました。

本プロジェクトでは、子どもたちが“コドモ建築家”となって公園の設計図を考え、公園づくりも子どもたちと一緒に行います。自らの頭で考え、つくり、そして遊ぶ。遊びと学びが一体となった、他には無いワクワクする体験をご提供いたします。

プロジェクト全体の流れ

本プロジェクトは大きく「かんがえる篇」「つくる篇」「あそぶ篇」に分かれています。「かんがえる篇」は全3回のミニスクール形式で、建築家と一緒に子どもたちが公園の設計図を考えます。2019年春以降の「つくる篇」では、ハーブ農園づくりやベンチづくりなど、公園づくりのプロセスをワークショップとして体験していただき、子どもたちが自らの手で遊び場を創造していきます。

公園プロジェクト 3つの特徴

■ かんがえるチカラと、やってみるチカラ
自分の頭で考えるチカラと、それを実行するチカラ。この2つは、これからの複雑化する社会を子どもたちが生き抜くうえで、必要なチカラとなるはずです。本プロジェクトでは、子どもたちが考えた公園の夢やアイデアをもとに、実際の公園をつくります。2019年春以降は公園をつくる過程をワークショップとして開催し、子どもたちと一緒に公園をつくっていきます。

■ コドモの自由な発想を、育む
この公園が子どもたちの楽園になったら、どんなに素敵だろう。子どもたちの「あれがやりたい」「これがあったらいいな」、そんな自由な発想を育む場にしていきます。

■ ホンモノに出会える 多彩なワークショップと講師陣
公園づくりは、いくつものにぎやかなワークショップで構成されます。公園の設計、農園づくり、ベンチづくり…。各ワークショップの講師を務めるのは、建築家や農家、家具デザイナーなどその道のプロばかり。「ホンモノ」に触れられること、多様なシゴトを垣間見ることは、子どもたちの将来の夢が見つかるきっかけになるかもしれません。

プロジェクト監修

会田 大也  Daiya Aida
ミュージアムエデュケーター

東京芸術大学大学院映像研究科映像メディア学専攻在学。 山口情報芸術センター[YCAM]にて2003年の開館より11年間、チーフエデュケーターとして教育普及を担当。メディアリテラシー教育、美術教育、地域プロジェクトの分野で、オリジナルのワークショップを開発。一連のオリジナルメディアワークショップにてキッズデザイン大賞受賞。担当した企画展示「コロガル公園シリーズ」は、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。その他、(株)三越伊勢丹やVIVITA株式会社、(株)Mistletoeなどといった企業とも協働し、教育プログラムの開発や運営に携わる。

”かんがえる篇”の集大成、公園づくり計画のお披露目会を開催します。

この度、“かんがえる篇“として複数回のワークショップを経て公園の設計図を考えてきました。その公園の設計図のお披露目会を、3 月 10 日(日)に100本のスプーン あざみ野ガーデンズにて開催します。

当日は、「はじめての記者会見」をテーマに、コドモ建築家が大人さながら、公園の計画を発表します。大人では思いつかないような子どもたちの夢やクリエイティビティが沢山詰まった公園が生まれる予定です。

ぜひ、お気軽にお越しいただけたらと思います。

《かんがえる篇》公園づくり計画のお披露目会 概要

日時

2019 年 3 月 10 日(日) 16:00~17:50(15分前開場)

場所

100本のスプーン あざみ野ガーデンズ

内容

・コドモ建築家による公園づくり計画の発表

・建築家へのインタビュー(3-4名のコドモ建築家のグループへのインタビューが可能です)

・テープカット式典      など

参加者:

コドモ建築家、保護者様、地域のみなさま、メディア・関係者様

お申込み方法

下記リンクよりお申込みをお願いします。

※保護者様などの人数の関係で、全員のご参加が難しい場合もございます。イベントの約1週間前に改めて事務局よりご連絡致します。

講師

岡野 道子 Michiko Okano
建築家/芝浦工業大学特任准教授 / 岡野道子建築設計事務所代表

2005~2015年伊東豊雄建築設計事務所勤務。「宮城学院女子大学付属認定こども園森のこども園」の他、劇場や美術館、オフィス、火葬場、みんなの家など担当。2016年に岡野道子建築設計事務所を設立、主な作品は「檸檬ホテル」や「熊本益城町みんなの家」。2017年より芝浦工業大学建築学部特任准教授。現在、「甲佐地区災害公営住宅」、「甲佐町子育て支援住宅」等が建設中。大学では三重の漁村での地域の交流拠点づくりのプロジェクトも進行中。

100本のスプーンが公園づくりを、コドモたちと一緒にやる理由。

自分の頭で考えるチカラと、それを実行するチカラ。
これらは、これからますます多様化する社会のなかで、
子どもたちが自分の人生をより愉しむために、必要なチカラではないでしょうか。
これらのチカラを楽しみながら育む場をつくれないか。
そんな想いから、本プロジェクトは生まれました。

自分のアタマで考えて、自分の手で、手間暇をかけてつくる。
アイデアを夢想して終わりではなく、自分のアイデアがカタチになる喜びを子どもたちに感じてもらいたい。
そうして何かに夢中になれた経験は、その子たちの原体験として未来につながっていくかもしれません。

あらゆるモノが手に入りやすくなる時代のなかで、結果しか見えないことが多いように感じます。
しかし、モノがつくられる背景には様々なストーリーがあり、その過程は時間も手間もかかるもの。
背景を深く知ること、そこに少しだけ加担して関係性が生まれることで、
自分の周りがちょっとだけ豊かになったり、その背景を想像する気持ちが芽生えるかもしれません。

公園をつくるという唯一の体験を通して、楽しみながらも、毎回小さな発見と学びがある。
そんな時間を子どもたちとともに過ごしていきたいと考えています。