【コドモたちとつくる公園プロジェクト】かんがえる編
公園をつくるという、唯一の体験
※かんがえる篇(2018年11月~2019年3月)のお申込みは終了いたしました。
「100 本のスプーン あざみ野ガーデンズ」では、2018年 11月よりコドモたちと一緒にお店の隣に公園をつくるプロジェクトをスタートします。建築家と一緒に、コドモたちの夢が詰まった公園の設計図を描き、コドモたちが自分の手で公園をつくる―。
自ら遊び場を創造することを通して、コドモならではの豊かな発想力をより広げ、ものづくりの楽しさに触れていただきます。遊びと学びが一体となった、他には無いワクワクする体験が待っています。
プロジェクト全体の流れ
本プロジェクトは大きく「かんがえる篇」「つくる篇」「あそぶ篇」に分かれています。「かんがえる篇」は全3回のミニスクール形式で、建築家と一緒に子どもたちが公園の設計図を考えます。2019年春以降の「つくる篇」では、ハーブ農園づくりやベンチづくりなど、公園づくりのプロセスをワークショップとして体験していただき、子どもたちが自らの手で遊び場を創造していきます。
公園プロジェクト 3つの特徴
■ かんがえるチカラと、やってみるチカラ
自分の頭で考えるチカラと、それを実行するチカラ。この2つは、これからの複雑化する社会を子どもたちが生き抜くうえで、必要なチカラとなるはずです。本プロジェクトでは、子どもたちが考えた公園の夢やアイデアをもとに、実際の公園をつくります。2019年春以降は公園をつくる過程をワークショップとして開催し、子どもたちと一緒に公園をつくっていきます。
■ コドモの自由な発想を、育む
この公園が子どもたちの楽園になったら、どんなに素敵だろう。子どもたちの「あれがやりたい」「これがあったらいいな」、そんな自由な発想を育む場にしていきます。
■ ホンモノに出会える 多彩なワークショップと講師陣
公園づくりは、いくつものにぎやかなワークショップで構成されます。公園の設計、ハーブ農園づくり、ベンチづくり…。各ワークショップの講師を務めるのは、建築家や農家、家具デザイナーなどその道のプロばかり。「ホンモノ」に触れられること、多様なシゴトを垣間見ることは、子どもたちの将来の夢が見つかるきっかけになるかもしれません。
プロジェクト監修
会田 大也 Daiya Aida
ミュージアムエデュケーター
東京芸術大学大学院映像研究科映像メディア学専攻在学。 山口情報芸術センター[YCAM]にて2003年の開館より11年間、チーフエデュケーターとして教育普及を担当。メディアリテラシー教育、美術教育、地域プロジェクトの分野で、オリジナルのワークショップを開発。一連のオリジナルメディアワークショップにてキッズデザイン大賞受賞。担当した企画展示「コロガル公園シリーズ」は、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。その他、(株)三越伊勢丹やVIVITA株式会社、(株)Mistletoeなどといった企業とも協働し、教育プログラムの開発や運営に携わる。
”かんがえる篇”は、全3回のミニスクール形式。
第1回目は、「建築家と考える はじめての公園設計ワークショップ」を11/4(日)に開催
子どもたちが「家族と行きたくなる公園」をテーマに、建築家 岡野道子氏のレクチャーのもと、全3回にわたるフィールドワークやグループワークをしながら公園のアイデアを考えます。第1回目のワークショップでは、子どもたちに建築家さながら公園の模型をつくっていただきます。プロの建築家の仕事に触れられる、またとない機会です。
※かんがえる篇のお申込みは終了いたしました。たくさんのご応募、ありがとうございました。
第1回ワークショップ概要
テーマ | 「家族と行きたくなる公園を設計しよう」 |
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日時 | 2018年11月4日(日) |
場所 | 100本のスプーン あざみ野ガーデンズ |
対象 | 小学生(低学年~高学年まで) |
参加費 | 「かんがえる篇」全3回 お子様おひとり4500円
■ 第1回目
■ 第2回目
■ 第3回目 |
定員 | 20名 |
お申込み方法 | 9月27日(木)より下記リンクのフォームよりご応募ください。
締め切り:10月21日(日)23:59 |
プログラム | 15:00
15:15
17:45 |
その他 | ※当日は建築家、スタッフがグループワークなどをサポート致します。安心してご参加ください。
※当日はメディアの取材が入る可能性がございます。また、記録のために当日カメラ撮影も入ります。撮影した写真は100本のスプーンやその他メディアに掲載される場合がございますので、予めご了承の上、ご参加ください。
※全3回の日程すべてにご参加いただける方を優先させていただきます。もし全日程のご参加が難しい場合、11/4(日)は必須、その他2日程につきましてはご参加可能な日程をご記入の上、ご応募ください。 |
講師
岡野 道子 Michiko Okano
建築家/芝浦工業大学特任准教授 / 岡野道子建築設計事務所代表
2005~2015年伊東豊雄建築設計事務所勤務。「宮城学院女子大学付属認定こども園森のこども園」の他、劇場や美術館、オフィス、火葬場、みんなの家など担当。2016年に岡野道子建築設計事務所を設立、主な作品は「檸檬ホテル」や「熊本益城町みんなの家」。2017年より芝浦工業大学建築学部特任准教授。現在、「甲佐地区災害公営住宅」、「甲佐町子育て支援住宅」等が建設中。大学では三重の漁村での地域の交流拠点づくりのプロジェクトも進行中。
100本のスプーンが公園づくりを、コドモたちと一緒にやる理由。
自分の頭で考えるチカラと、それを実行するチカラ。
これらは、これからますます多様化する社会のなかで、
子どもたちが自分の人生をより愉しむために、必要なチカラではないでしょうか。
これらのチカラを楽しみながら育む場をつくれないか。
そんな想いから、本プロジェクトは生まれました。
自分のアタマで考えて、自分の手で、手間暇をかけてつくる。
アイデアを夢想して終わりではなく、自分のアイデアがカタチになる喜びを子どもたちに感じてもらいたい。
そうして何かに夢中になれた経験は、その子たちの原体験として未来につながっていくかもしれません。
あらゆるモノが手に入りやすくなる時代のなかで、結果しか見えないことが多いように感じます。
しかし、モノがつくられる背景には様々なストーリーがあり、その過程は時間も手間もかかるもの。
背景を深く知ること、そこに少しだけ加担して関係性が生まれることで、
自分の周りがちょっとだけ豊かになったり、その背景を想像する気持ちが芽生えるかもしれません。
公園をつくるという唯一の体験を通して、楽しみながらも、毎回小さな発見と学びがある。
そんな時間を子どもたちとともに過ごしていきたいと考えています。